「よく歩くようにしてるよ。」
半年以上前、脳出血で倒れて救急搬送された
Kさん(65歳 女性)
処置が早かったのもあって手足に大きな後遺症は
なく無事退院。
でも左の視野が少し狭くなり
新しい場所や慣れないことに対応する能力が
落ちてしまい、運動量が激減。
その結果、体重が42キロから35キロにまで減少。
「このままでは寝たきりになってしまう!」
と思いKさんは筋肉をつけないと思って
近所を歩くことにしました。
でもなかなか思うように筋肉はつかず
文頭の言葉をおっしゃられたのでした。
確かに、Kさんの太ももを見させてもらうと
太ももからふくらはぎの太さがほぼ同じで
人体で一番筋肉量が多いはずの太ももは
明らかにやせ細っていました。
結論から言うと
歩くだけでは太ももに筋肉はつきません。
現にKさんは一生懸命歩いたにもかかわらず
太ももは細いままでした。
なぜ歩くだけでは太ももに筋肉がつかないのか?
その答えは「筋肉痛」にあります。
どういうこと?
分かりにくいですよね。
では想像してみてほしいのですが
あなたは近所をウォーキングして太ももに筋肉痛を
感じたことはありますか?
おそらくほとんどないと思います。
筋肉をつけていくには負荷をかけることが必須です。
つまり、
「重さにじっと耐える」というトレーニングが必須です。
じゃぁこんなのとか
こんなのするの?
と想像されるかもしれません。
でもKさんのようにやせ細った足腰で
こんな筋トレをしたら
けがをするのは目に見えてますよね。
Kさんが太ももに筋肉をつけるのにこのような
重りは必要ありません。
使うのはKさん自身の体重だけで十分です。
そこで当院からKさんに提案した
太ももに筋肉をつけるための筋トレがこちら。
【もも上げ】
①いすに浅く腰掛けます
②こぶし一つ分くらい足を開きます
③姿勢を良くします
④4秒かけてももを上げて4秒かけて下ろします
⑤同じ方の足で10回繰り返します
⑥反対の足も同様におこないます
⑦もう一度反対の足に戻って繰り返します
*左右10回×2セットが目安です
ただ歩くことだけしか思いつかなかったから
これならできそう!
とKさんは早速毎日朝晩実践してみる!
とおっしゃいました。
もしあなたが病気をして落ちた体力を
もう一度復活させたい!
ひざや腰など体のどこかにウィークポイントがあって
筋肉をつけたいけどはげしい運動はできない💦
というならこの筋トレはぜひおすすめです!
肩・腰・ひざに不安のある人が筋トレを始めるなら
歩いたり、重りを持ったりするより一歩手前の
足腰の関節をつなぎ合わせる筋肉を強化すること
が何より一番先にすべき運動です。
当院ではこういった
体づくりのために運動をする際
どうしたら筋肉を鍛えられるのか
わからないという方にマンツーマンで指導
させていただけるコースをご用意しております。
足に筋肉をつけたいけどひざが痛くて
何をしていいかわからない。
運動しようとしても
あちこち痛くて続けられない。
そんなお悩みをお持ちの方は
ぜひ一度当院へご相談くださいね。
<予約優先>
☎072-669-8777
てるてる鍼灸接骨院
#てるてる鍼灸接骨院
#JR高槻駅近くの整骨院
#基礎体力の低下
#ウォーキング
#健康のために毎日歩く
#歩くだけでは筋肉はつかない
#足の筋力強化
#健康寿命
#寝たきり予防